Sifu(紙布)  one’s happy vegetative life  ver.4

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ボタニカルな生活~秋冬野菜

 

暑中お見舞い申しあげます。

梅雨が明け夏も本番を迎えましたが農園はもう秋の準備です。

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肥料を抑えることでたくさんの粒が大きい枝豆ができましたヽ(´▽`)/

トマトは下の枝と葉を取り除き風通しをよくさせました。

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トマトのコンパニオンプランツで蒔いたバジルは日差しを浴びて成長し始めました。

 

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とうもろこしの残骸は処分せずに、秋冬野菜の土かぶせに再利用します。
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6月から収穫し始めたインゲンは、成長したインゲンをしっかりとマメに採り続け、枯れた枝を切るなどすることでまだまだ収穫できます。
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茄子は、秋茄子へと育てる為に枝をバッサリ切り根っこをシャベルで切断させます。水をたっぷり与えてその後根にあたらないように堆肥を掘った穴に埋めました。

 

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秋冬野菜の最初の播種は人参です。人参は発芽するまでが手がかかり、新聞紙をかけて毎日の水やりがかかせません。

早朝5時には畑へ行き、作業を6時前には終わらせますが、この時期気温があっという間に上がるので時間との戦いです。

ですから、目が覚めた時地面が雨で濡れていると少し得した気分でいるのは、家族のなかでも多分私くらいではないでしょうか(笑)

今年は雨がよく降ったせいか、夏野菜はとても豊作でした。とうもろこしもとても甘く枝豆もよくなりました。・・がトマトは大きく、みずみずしかったのですが、その分甘味がなくちょっと残念ですが、本当にちょっとした事で野菜に影響を与えるわけです。2年前、体験農園をはじめた年に長雨が続きジャガイモが全滅してしまった事が思い出されます。

ジャガイモは、水は一切あげず土盛と花を摘む作業のみで、短期間で収穫できるのでとても楽しみにしてました。そんな事を思い出していると反面、成功したのは何故かはわからなかったりしますが、失敗したほうが、その野菜の特徴、条件、土との相性、etc、知るきっかけにもなるのです。

なるほど・・・自然と向き合うことは奥が深い。だから、自然由来のSifuあだちやも同様に奥が深い、そんな事を考え、北欧の音楽をイヤホンで聴きながら農園で作業をしているのです。

 


SIFUあだちや

 

 

「Sifuあだちや」の紙布バッグの開発が6月末で終盤を迎え、その後報告書の作製などでしばらくブログは、手をつけることができなかったのですが、ようやく更新することができました。

繊維の検査機関で様々な検査を実施した「Sifuあだちや」の結果の一部を以下の表にまとめました。

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Sifuあだちや 堅牢度・引き裂き強度・引張り強度

紙布テープは染織に使用する草木によって若干色落ちの差が出ますが、洗濯も可能であり、2cm巾の紙布テープは100kg、5cm巾の紙布テープに至っては300kgの引張り強度が確認されました。

引き続き、様々な検査は続けておりますが、耐荷重試験では3Lサイズのトートは52kg以上と結果が出ております。消臭力検査と抗菌検査にもかけていましたが、先日消臭結果の報告書が届きました。そこには驚くほどの消臭力99%の検査結果が示されていたのです。

抗菌検査も現在進行中です。化学染料や石油系の素材を一切使用しない自然由来のみの様々な結果に今後も期待が膨らみます。

近々の出展は11月9日開催の両国国技館での展示会となりますが、その前にまたテスト販売を繰り返す予定です。

ここまで来れたことには、多くに人たちの手によって「Sifuあだちや」を立ち上げることができました。本当に感謝です。

そして、通常業務と開発業務と頑張ってくれた皆にはお疲れ様でした。また引き続き宜しくお願いします。

 

 

「一将功成りて万骨枯れる」

いっしょうなりてばんこつかる

自分一人の力だけでなく、多くの協力者、そして支えてくれる家族・・

実に多くの人の存在があるのです。このことさえ忘れなければ、ますます多くの人の協力を得て、自分を成長させていくことができるのです。

今日はこの言葉が私の心に響いた論語です。

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